無駄を自覚して息をする

22歳が狭い知見で物を語ります

ポジティブは必ずしも良いことか

僕は小学校から野球をやっていて

今でも社会人野球を続けているのだが

大抵の場面では

「ポジティブになれ」

「ポジティブシンキングが大事だ」

と教わってきた。

ポジティブである事は前向きにもなれるし

成功イメージを想像するという点などにおいて

とてもいいことだと思う。

ただ、最近になってポジティブである

という事だけがいい事かどうか疑問に思うようになった。

 

何となく人には考え方の癖があると思う。

前向きに事を考えれる人、その一方で

後ろ向きに考えてしまう人、

三者の目が気になって本来の自分の考えがまとまらない人など

様々いると思う。

 

前向きに考えれる人は初めからポジティブ

であるから特に何も問題はないが、

後ろ向きに考えてしまう人が

わざわざポジティブに物を考える必要があるのか。

後ろ向き思考には後ろ向き思考なりの

失敗に対する準備や時間の使い方があると思う。

ゴールが両者同じであっても

ゴールに至るまでのルートは別だという事だ。

ポジティブにはポジティブなりの

成功ルートがあり、

ネガティブにはネガティブなりの

成功ルートがある。

人によって考えてもルートも違うのだから

みんながみんなポジティブである必要は

そこまで無いと思う。

実際、

ネガティブな人にポジティブな言葉をかけたことにより

パフォーマンスレベルが下がったという

ダーツの研究もあるらしい。

ある程度の緊張感があることにより

ベストを出せるのであれば尚更

ネガティブシンキングを無理矢理

ポジティブシンキングに変換する必要は無いと思った。

 

 

そういえばやたらポジティブな人って

周りを明るくさせる力を持っているよね。

 

だからといって成功するかどうかは別だけど。